英語-briefingとdebriefingの違い

[カテゴリー:仕事]briefing,debriefing


😏両方とも会議です。もともと軍関係で使われる言葉らしいので、briefingは出撃前の作戦会議で、defriefingは帰還後の戦果報告会議のことだったのだろうと思います。
会社におけるbriefingはプロジェクトの開始前の目標、役割、情報などの明確化のための会議で、debriefingはプロジェクトの終了後に成功点、問題点、改善すべき点などを抽出するための会議のこと。

【briefing≠brief meeting】
briefというと簡潔に済ます形容詞のイメージが強いのでbriefingも短い会議のように思うかもしれませんが長さとは関係がありません。短めの会議はbriefという形容詞をつけてbrief meetingといいます。
【debriefing≠debrief meeting】
上記においてbriefing≠brief meetingという関係でした。debriefingはどうかというと、そもそもdebriefの形は動詞しかありませんので、debrief meetingという言葉がありません。しかし、debriefing meetingという形で使われることはあるようです。

📖例文

  • The team leader for the Eastern District was announced during the briefing.「ブリーフィングで東部地区のチームリーダーが発表された」
  • During yesterday’s briefing, there was an explanation about the lifestyle of the people in that country.「昨日のブリーフィングで、その国の人々の生活様式について説明があった。」
  • The improvement proposals decided during this morning’s debriefing will be implemented in the next project.「今朝のデブリーフィングで決まった改善提案は次のプロジェクトに生かされることだろう」
  • In tomorrow morning’s debriefing, we are likely to discover the real problems and their corresponding solutions.「明日の朝のデブリーフィングで真の問題点と対策が見つかるだろう」

📌debriefingに似ている単語でrecap「過去の活動や会議などの振り返りや要約やまとめ」の意味の名詞があります。通常recapは活動や会議の終わりの方で同一メンバーでまとめとして行うので「まとめ会議」のように考えることも可能かと思います。
debriefingは「反省や学び」を得る面があり、そのあたりがrecapとの違いと思います。
私が思うイメージは、recap+「反省や学び」=debriefing
After this morning’s recap, the improvement proposals that were decided upon will be implemented in the next project.
「今朝のまとめ(会議)の後、決定された改善提案は次のプロジェクトで実施されます。」

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