英語-upbringingとdisciplineの違い

[カテゴリー:性質、特性]upbringing,discipline


😏upbringingとdisciplineのそれぞれの意味はそれぞれ下記のようになると思います。

【upbringingは、】若い時に自分の行動や道徳的な決定に影響を及ぼしたであろう親などからの養育や教育、生活環境、文化などで、いわゆる、「生い立ち」のことだと思います。

【disciplineは、】しばしば規則や罰則を通じて対象者を従順にするしたり自己制御が可能になるよう訓練することで、いわゆる、「しつけ」ですね。もしくは「規律」という意味。動詞は「しつける」。

📌上記の通りupbringingとdisciplineには意味の違いがありますが、文脈によってupbringingはdisciplineと同じ和訳になるときがあります。
upbringingとdisciplineが日本語になると同じ意味にとられるのは下のようなときです。
・a strict upbringing →「親などから厳しく育てられること」→日本語にすると「厳しいしつけ」になりますね。
・a strict discipline →「厳しいしつけ」
※和訳すると同じ意味にとられがちですが、a strict upbringingはa strict disciplineのように会社の上司が部下をしつける規律に基づくようなニュアンスではなく親から子への養育のことであって長い年月をかけてその子の人生観に影響をあたえるようなこと。

📖例文

  • His political policy is likely the result of his upbringing.「その政治的方針はおそらく彼の生い立ちの結果でしょう。」
  • The lawyer talked about his upbringing.「その弁護士は自分の生い立ちについて話しました。」
  • He gave his son a strict upbringing.「彼は息子に厳しいしつけをしました。」💡この文にはupbringingを使ってますので養育方法のことを言っている。
  • He was given a strict upbringing by his father.「彼は父親から厳しいしつけを受けました」💡この文にはupbringingを使ってますので養育方法のことを言っている。
  • At school, I will provide your son with the same strict discipline as any other student.「学校では、私はあなたの子供も他の生徒とおなじく厳しくしつけます。」💡この文は学校ですので規律に基づくdisciplineを使っている。
  • At school, I will discipline your son just as strictly as any other student.「学校では、私はあなたの子供も他の生徒とおなじく厳しくしつけます。」💡上記の文を動詞のdisciplineを使って言い換えしてみました。
  • The school’s discipline is lax.「その学校の規律は緩いです。」💡「規律」という意味でのdiscipline
  • Discipline in the office was corrupted by bad management.「オフィスの規律は悪い管理によって腐敗していました。」💡「規律」という意味でのdiscipline
  • Disciplining new employees who have passed rigorous hiring exams isn’t that difficult.「厳しい採用試験を通過して採用された新入社員に対してしつけることはそんなに大変ではない。」💡discipliningは動名詞「しつけること」

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