[文法]注意が必要な関係代名詞
👨関係代名詞「カンマ+which」は特別な存在です。通常の関係代名詞は先行詞が直前にありますが、「カンマ+which」の先行詞はwhichの直前の名詞の場合や前文(カンマの前)の全体もしくは一部が先行詞となる場合もあります。
また、地名(固有名詞)を先行詞とする場合も「カンマ+which」が使われます(人名を先行詞とする場合は「カンマ+who」)。
単純に知らないとTOEICなどで「カンマ+which」は引っ掛かりやすく、逆に会話としては前文の全体や一部を先行詞にできるので使いやすいと思います。
📑カンマ+whichの典型、3種類
- ①前文の全体もしくは一部が先行詞である「カンマ+which」のパターン
- ②地名を先行詞とするときの「カンマ+which」のパターン💡人名を先行詞とする場合は「カンマ+who」
- ③直前の名詞を先行詞とするときの「カンマ+which」のパターン
📖例文。関係代名詞による説明の部分を赤、先行詞の部分を青で表します。
- My daughter didn’t go to the party, which was a good decision.「私の娘はそのパーティーに行かなかった。それは良い選択だった。」 💡①前文の全体もしくは一部が先行詞である「カンマ+which」💡先行詞はいつも関係代名詞の直前だと思っていると失敗します。
- Maihama, which is famous for Tokyo Disney Land, was named after Miami in the US.「マイハマはアメリカのマイアミにちなんでつけられた地名だ、そして東京ディズニーランドとして有名だ」💡②地名を先行詞とするときの「カンマ+which」
- They are producing high-quality coffee, which is bought by the famous coffee shop for a higher price.「彼らは高品質なコーヒーを産出している。それは有名なコーヒーショップに高値で買い取られるのです。」💡③直前の名詞を先行詞とするときの「カンマ+which」💡金額を表すfor(例:They offer eight reams of copy paper for $25.「彼らはコピー用紙8束を25ドルで提供している」)
- My shoes, which I bought yesterday, have been chewed by my dog.「私の靴は犬に噛まれた、それは昨日買ったものだった。」💡③直前の名詞を先行詞とするときの「カンマ+which」