[カテゴリー:文法]共有する、シェアする
😏会社などでよく聞く単語でshareがあります。何かを共有するという言い方を日本語ではあまり使わないので(少なくとも私は)不慣れです。
〇shareを簡単に説明するとしたら、「(誰かと)共有する」という意味で、共有する目的語が必要な他動詞です。
共有する相手はwith+人の形で末尾に置かれます。「with+人」は文脈によって省略されることがある。
📌文型上の注意点
〇with+人が省略される場合:文脈から相手が既知の場合や重要でない場合は省略されることが多い。
〇共有したい事(目的語)が単純な単語ではない場合はwith someoneの後ろに置く。share with you what I’ve been thinking about latelyのような文
📖例文
- She shared her personal story with the doctor.「彼女はドクターと自分の身の上話を共有した。」💡情報や感情や体験を共有する良い例
- I want to share my idea with you.「私の考えを君と共有したい。」
- Thank you for sharing your feelings with me.「気持ちを私に打ち明けてくれて(共有してくれて)ありがとう。」💡情報や感情や体験を共有する良い例
- Let’s share our experiences from the workshop.「ワークショップでの経験を共有しましょう。」💡情報や感情や体験を共有する良い例💡相手が既知の場合はwith someoneは不要
- We shared a pizza for dinner.「夕食にピザを分け合いました。」💡物理的に分け合う例
- I will share with you the equipment we have recently introduced to the laboratory.「我々が実験室に最近導入した機器についてシェアいたします」💡共有したい事が単純な単語ではない場合はwith someoneの後ろに置く
- Could you share with me what you learned from that experience?「その経験からあなたが学んだことを私とシェアしてくれませんか?」💡共有したい事が単純な単語ではない場合はwith someoneの後ろに置く
- Please share your screen on the day so we can see the presentation.「当日は画面を共有していただけますか、そうすれば私たちはプレゼンテーションを見ることができます。」💡この文も共有したい事が単純な単語ではないですね
- We would like to share some information with you on behalf of the support team.「サポートチームよりいくつか情報を展開させていただきます」💡on behalf ofは「代理として」「代表して」という意味
📌tell「伝える」との違い。
似ている単語でtellがありますが、tellは情報や事実を相手に伝える(教える)一方向であるのに対して、shareは共有するという意味で情報や感情や体験を相手と分かち合うのが目的の言葉(ピザを分けるなど物理的にも使いますが)。
tellとshareの文型の違い
〇tellの場合:主語+tell+someone+something
〇shareの場合:主語+share+something+with someone
shareは共有するといっても伝える行為のことで、伝えている行為が終わっていれば過去形、伝えている最中なら現在進行形でtellとよく似ている。