英語-can,may,be able toについて

[カテゴリー:文法]

canとmayとbe able toの使い方など

😏普段からよく使っているcanについてです。
can(could)を使うのはどのような表現をしたいときかというと、下記の3つになります。
〇能力について表現する時
〇可能性について表現する時
〇許可について表現する時

📖例文

  • ①When I was five years old, I could swim.「5歳の時、私は泳ぐことができました。」💡この文章は泳ぐ能力がすでにあったと、当時の能力について言及している。
  • ②When I was young, I could run very fast.「若い頃、私はとても速く走ることができました。」💡当時の能力について言及している。
  • ③If they had more data, they could have solved the problem.「もっとデータがあったなら、彼らはその問題を解決できたかもしれません。」💡可能性について表現している。(能力に基づく「可能性」)
  • ④It can be difficult to find a parking lot.「駐車場を見つけるのは難しいことがあります。」💡可能性について表現している。(能力とは無関係の「可能性」)💡a parking lotとは複数台車を置ける駐車場のことで、parking spotと言ったら枠内の1台分置けるスペースをいう。
  • ⑤You can use my car.「私の車を使ってよいですよ。」💡「許可」を表す
  • Can I use your phone?「電話をお借りできますか?」💡「許可」を表す

※上記例文の①と②は能力を表すcanやcouldを使ってます。③~⑥は可能性と許可の表現例です。
可能性と許可についてはmayと入れ替えが可能です。may(might)に入れ替えることでフォーマルさと丁寧さ、控えめな可能性を示すことができます。
canとmayはよく似ていますが、mayにはcanのように「能力」を表現する機能がありません。
例文中の可能性と許可の例文(③~⑥)をmay(might)に入れ替えると下記の様な例文になります。

  • If they had more data, they might have solved the problem.「もっとデータがあったなら、彼らはその問題を解決できたかもしれません。」💡可能性について表現している。(能力に基づく「可能性」)💡mightとmayではmightの方がより不確実。
  • It may be difficult to find a parking lot.「駐車場を見つけるのは難しいことがあります。」💡可能性について表現している。(能力とは無関係の「可能性」)
  • You may use my car.「私の車を使ってよいですよ。」💡mayを使うと丁寧な「許可」を表す
  • May I use your phone?「電話をお借りできますか?」💡mayを使うと丁寧な「許可」を表す

📌【canとmayの違い】まとめると、下記に示すようにmayにはcanのように「能力」を表現する機能がない。
〇canの機能「能力」「可能性」「許可」
〇mayの機能「可能性」「許可」(フォーマル、丁寧)

😏話題は変わって、canとbe able toについてです。
canとbe able toを現在形で使う時は「能力」を表して使い方はよく似ている。
【canとbe able toを現在形で使う時】
〇canとbe able toは両方とも一般的な「能力」を表現できる。
〇canの方が普段使いされ、be able toは「フォーマル」あるいは「強調」。

  • I can swim.「私は泳げます。」💡普段使い
  • I am able to swim.「私は泳げます。」💡フォーマルもしくは強意

【過去形で使う時】
canとbe able toは過去形で使うと違いが出てきます。
〇couldは過去における「能力」を示す
〇was able toは過去の成功体験を表現する

  • When I was five years old, I could swim.「私は5歳の時、泳ぐことができました。」💡過去における能力を表しており、特定の状況での成功体験を表現していない。
  • When I was five years old, I was able to swim 25 meters.「私は5歳の時、25m泳げました。」💡特定の時点や状況での成功体験を表現してます。

【未来形で使う時】
純粋な未来形でcanを使うのはカジュアルな言い方ではありかもしれませんが、一般的にはwill be able toを使います。
〇純粋な未来形においてはwill be able toを使って、canは一般的に使われない
〇現在から未来にかけての確実性の高い条件文ではcanを使って現実的な能力や可能性を表現できる
〇仮定法や条件文ではcouldを使って仮定的な状況や現実とは異なる条件下での能力や可能性を表現できる

  • We will be able to complete this report by next week.「私たちはこのレポートを来週中に完成できるでしょう。」💡canは一般的には使わずwill be able toを使います
  • If you can finish your homework early, we can go to the movies tonight.「もし宿題を早く終えられたら、今夜映画に行けます。」💡現在から未来にかけての確実性の高い条件文
  • If I could fly, I’d want to be friends with birds.「飛べたら、鳥と友達になりたい」💡仮定法でcouldを使った例です。

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