見る、聞く、感じるなど知覚を表す動詞にto doは続けられない
👨知覚動詞の目的語の後ろにto doは続けられない。原型動詞、現在分詞、過去分詞のみ。文が受け身となったときは逆にto doの形でつけなければならない。要注意!
📑単語の意味
知覚動詞「気づく」を例に意味を説明します
語順 | 意味 | その他 |
知覚動詞+目的語+動詞原型 | 目的語が…したことを気づいた | to不定詞は使えない-① |
知覚動詞+目的語+…ing | 目的語が…していることに気づいた | -② |
知覚動詞+目的語+…ed | 目的語が…されたことに気づいた | -③ |
知覚動詞が受け身+目的語+to不定詞 | 目的語が…したことを気づかれた | 知覚動詞が受け身の時はto不定詞を使う-④ |
- 肯定文にto不定詞は使わないこと。逆に受け身にはto不定詞を使う
- 知覚動詞のような状態を表す動詞は進行形にできない
例文を見ながらどういう事か理解しよう。
📖例文
- I saw a beautiful lady enter the building. 「美女が建物に入るのを見た」過去は動詞の原形で—①のパターン
- I heard the woman singing in the Karaoke house.「女性がカラオケ店で歌っているのを聞いた」進行形は…ingで—②のパターン
- I don’t want to see children starved.「子供が飢えさせられるのを見たくない」見ていることが受け身は過去分詞—③のパターン
- The burglar was seen to enter the premises.「泥棒は敷地に入るのを見られた」初めの動詞が受け身のときはto do—④のパターン💡ちょっと脱線、可算名詞のpremiseが複数形になったときに、構内とか店内或いは建物という意味になりますが、このように複数形になると単数形の時「公言したことや行動したことの根拠や前提となる考えやセオリー」と意味が変わる単語の複数形を「分化複数」という。