[カテゴリー:文法]ofと一緒に使う動詞「inform」
😏[inform someone of something]は過去に投稿したthink ofにとても似ています。
think aboutという表現があるようにinform someone about somethingという言い方もあります。
informという動詞にofを付けた場合とaboutを付けた場合の違いですが、(think ofとthink aboutの違いと似ています、)ofは一面だけというか限定的な情報に使い、aboutは多面的というか詳細な情報に使います。
例えばミーティング開催の情報を伝える場合、最低限の情報を伝えるだけならofを使ってinform you of the meetingがよいでしょうし、日時の他にアジェンダや司会者など多面的に情報を伝えるならaboutを使ってinform you about the meetingがよいでしょう。
📌とはいえ、inform you of the meetingもinform you about the meetingも程度の差こそあれミーティングに関することを連絡するのであって、目くじらを立てて切り分けるものでもない気がしますし、同じだよという人もいます。
😏注意する点:直接目的語をOにした第三文型みたいにHe informed it to you.の様な表現はしないようです。あくまでもHe informed you of it.やHe informed you about it.の様な言い方が自然らしいです。
😏注意する点:ofやaboutに連なる語をthat節で置き換える場合もHe informed that S+Vのように「誰に」を省く言い方はせず、He informed you that S+V.のように「誰に」を省きません。
📖例文
- Our manager informed us of this year’s summer event.「マネージャーは今年の夏イベントについて私たちに知らせました。」💡ofを使った言い方です。
- Our manager informed us that they are planning to organize this year’s summer event.「私たちのマネージャーは、今年の夏イベントを開催する予定だと私たちに知らせました。」💡of以下をthat節に変えた言い方。
- Our manager has informed us about the summer event for this year.「マネージャーは今年の夏イベントについて私たちに知らせました。」💡ofをaboutに変えた言い方。
📌think ofとthink aboutでは、ofの場合、人や物を「うわべで」「パッと見で」「ひらめきで」捉えてどう思うか、一面だけを見てと言うか第一印象にちかい思いだと思います。一方でaboutを使う言い方は、人や物を「多角的に見て」「よく見たうえで」「うわべだけではなく」捉えてどう思うか。think ofとthink aboutは同じという人も多いようですのであまりこだわらなくてもよいと思われます。