[文法]it
日本語をそのままの語順で話すと主語がすごく長くなることが多いです。話し始めて主語が長くなっていくと、最後まで話しきれるか不安になってきます。
形式主語の典型的な形を身に着けていればそんな場面もだいぶ減ると思います。
典型的な形
- ① It is easy to do…「…するのは簡単だ」
easyという形容詞の代りに「難しい」のような形容詞を入れて文を作ります。
- ② It is easy for you to do…「…するのは君にとって簡単だ」
easyという形容詞の代りに「難しい」のような形容詞を入れて文を作ります。
- ③ It is mean of you to do…「…するなんて君はなんて意地悪なんだ」
[mean【形】意地悪な]の代りに「親切な」人の性格を表すような形容詞を入れて文を作ります。
①と②は状況に合わせてfor youを入れたり省いたりするので、①もしくは②、と③の形をベースとして覚えれば良いと思います。
to do以下をthat+文(that節)、にしたり動名詞にしたり、if文にして色々文章が作れます。
その他の形
- It takes someone a long time to do「何かをするのに沢山時間がかかる」
この例は第四文型ですけどsomeoneは省略して第三文型のS+V+Oでも問題なしですね。
これは過去に投稿してますのでリンクをどうぞ
過去の投稿[時間がかかる]へリンク
- It costs someone a lot of money to do「何かをするのに沢山お金がかかる」
この例は第四文型ですけどsomeoneは省略して第三文型のS+V+Oでも問題なしですね。
costの時制変化はcost-cost-cost
- It’s about time+過去形文/It’s high time+過去形文「そろそろ…してもいいころだ」
これは過去に投稿してますのでリンクをどうぞ
過去の投稿[そろそろ…してもいいころだ]へリンク
例文
- It’s not easy to survive with outdated business models.「時代遅れのビジネスモデルで生き残るのは簡単ではない。」
- It’s difficult to wipe out the memory of an ex-girlfriend.「元カノの思い出を消すことは難しい」
ex-girlfriend「元カノ」
wipe out「(記憶を)消す、拭き取る」
- It was thoughtful of them to prepare chopsticks for me.「私のために箸を用意するなんて、なんて思いやりがあるんだ」
- It cost me twenty dollars to stay one night.「一泊するのに20ドルかかった」
ここでのcostは過去形
第四文型